鉄鋼業界 11月20日
鉄鋼業界 11月20日
一昔前、鉄鋼業界は冬の時代といわれていたが、今は中国などの急速な経済発展を遂げる国のインフラ整備などで需要が高まり絶好調の鉄鋼業界。株価は右肩上がり、株に携わる人ならこの鉄鋼業界の好調ぶりを気にしたことは幾度となくあるだろう。しかし、上がり続ける株はない。ここ最近で天井を打ち始めた感が漂い始めている。
それは何故か、やはり問題は中国である。鉄鋼の需要の約4割は、中国だといわれている。その中国が急速な経済発展を遂げることにより、中国での生産能力が向上してきたこと。これが問題になってきた。輸入量が減り始め、輸出国へと変わり始めたからだ。現在も中国の生産能力は右肩上がりに上昇中。この先も中国が増産体制を築いていくとなると、供給過剰で激しい値崩れが起こる可能性が高い。鉄鋼業界にとっては脅威である。
日本は技術力を駆使した高級鋼材、つまりは自動車などに用いられる鋼材で、これは非常に高い技術力を必要とする。この部分において日本は世界の首位にたっていた。しかし各国の成長、日本のM&A三角合併の法案が通ったこと、こうした事をきっかけに構図が変わる可能性が出てきた。先ほどあげた中国の能力向上もそうだが、他国の有力企業に日本企業が買収される可能性もある。
こうしたさまざまな理由のもと、鉄鋼業界には業界再編の転機が訪れているのかもしれない。今後の鉄鋼業界の動きにもまだまだ目が離せないところだ。
