NOVAのその後 11月28日
NOVAのその後 11月28日
個性的なCMでお茶の間を騒がせたNOVAだったが、その次は不祥事のニュースでお茶の間を騒がせた。11月27日を持って市場での売買は完全停止したが、問題はまだ完全に解決したわけではない。前払い制の料金システムだったために支払い損の受講者、これまでNOVAに勤めてきた従業員など。
経営破たんに追い込まれたNOVAの事業継承をしたのはジー・コミュニケーション。本社を名古屋に構える会社で、外食産業、学習塾などのフランチャイズチェーン会社を束ねる会社だ。しかしNOVAの事業を継承するといっても、NOVAではないので問題は様々。既にNOVAの信頼は失墜しているので、不安感を払拭する必要がある。年間契約を廃止し、月謝制度など、信頼を回復するべく、これまでのNOVAとは違う方針を展開している。それでも、NOVAの客離れは避けられないところ。
問題の従業員、受講者について、従業員は希望すれば採用し再び教鞭をもてるとの事でおおむねの解決は見ているが、受講者との問題が深刻である。受講者はそれまでNOVAに前金で授業料を支払っていたのだが、新NOVAの方で授業を受けるためには新たに授業料を払わなくてはならない。通常料金の4分の1で授業を受けられるとの事だが、既に安くない授業料を支払っている受講者にはやりきれないものがある。事実、沢山の不満の声が上がっている。怒りの矛先は経営破たんし、ジー・コミュニケーションに責任は無い。テレビなどで感想を述べる受講者の姿には、関係無い者でも憤りを覚えるだろう。
今回の一件を踏まえ、消費者も契約に際してはより慎重になる事だろうが、しかし何ともライブドアの事件を彷彿とさせるものがあり、恐ろしい。
