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チャベス大統領の権力 11月25日

チャベス大統領の権力 11月25日

反米勢力の筆頭として知られるベネズエラの大統領ウゴ・チャベス氏。チャベス大統領によるベネズエラの憲法改正が次々と行われている。既に承認を得ていた33条項に加え、更に25条項を改正するとの事、この25条項は12月2日に国民投票が行われ、改正される見通しとなっている。
ベネズエラのおけるチャベス大統領の支持率は高く、特に貧困層からは圧倒的な支持率を誇っている。貧困層の無料診断制度を整えた事や、最低賃金の値上げなどの改革を行った事などが理由だろう。しかし、このしわ寄せは富裕層に行き、富裕層からの支持率は低いものである。貧困層の方が国全体での割合が高く、チャベス大統領の支持率が高く、改革を半ば強引に推し進める事が出来る理由である。
その憲法改正の内容だが、一言で言うと大統領への権力集中である。中でもこれまで大統領は再選が出来なかった事を無制限に再選可能とした事や、中央銀行の独立を撤廃し、大統領の管理下におく事、報道の情報制限を設ける事が出来るなどがある。大統領が無制限に再選できては、独裁的になってしまうという声もあるが、国民投票で選ばれなければ再選はできないと反論。しかし、事はあまり平和的ではない。チャベス政権の反対派は裏切り者のような扱いとなり、抗議活動などは強制的に排除されている。チャベス政権を批判したテレビ局が潰された事や、身内に反対派がいることで就職難に陥ったりするなど、穏やかではない。
このままでは、ベネズエラはチャベス一色に染まるのではないかという懸念が強まる。石油価格高騰により、国家間での優位性も高まるばかりで、現状チャベス大統領にとって怖いものはないのではないだろうか。

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