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中小企業の苦難 12月18日

中小企業の苦難 12月18日

中小企業の現状は厳しい。何度か記事でも取り上げたが、年の瀬も近づき一つの節目を迎えようとしている。来年度卒業の新卒者獲得競争だ。企業を担う新しい人材の確保は経営再建には欠かせない。しかし、厳しい現状の中小企業は魅力も乏しく、新卒者獲得競争においても厳しい現状といえる。格差拡大を実感させる。
現在の中小企業を取り巻く厳しい環境は、親会社の値下げ圧力もあるが、原油価格高騰、原材料高騰も痛い。また、そうした現状から中小企業の収益力は低く、ひいてはそこで働く人の賃金も低い。ワーキングプアの典型的な形となっている。そして、そうした社員の賃金水準が低い中小企業は当然の如く、入社希望者も少なくなってしまう。まさに悪循環だ。
そうした中小企業と大企業では、競争力が違う。自由競争においてこうした格差拡大は必然的なものという声もあるが、その根底において中小企業と、大企業では土俵が既に平等ではないという声もある。そうした問題も確かにあるが、一番重要なのは健全で不正の無い競争がなされているかどうかではないかだろう。
確かに一連の中小企業を取り巻く環境が厳しい事に異論を唱えるものはいない。だが、厳しい現状に文句を言っても何が変わるわけでもないのも現実だ。今後の熾烈な競争を生き抜くためには、より一層経営者の質が問われる事になるのは間違いない。

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