ジャスダックの統合 12月31日
ジャスダックの統合 12月31日
日本証券業界は、ジャスダックの株式を約7割保有している。そのジャスダック株式を大証に売却する方針を決定したと27日発表した。ジャスダックは新興市場の株式を主に扱う証券市場だ。ジャスダックの株式が大証に売却されることになれば、おそらく大証の新興市場部門ヘラクレスとの統合という形になるだろう。その場合は新興市場を取り扱う証券会社としては、東証のマザーズを抜いて最大手となる。
さて、売却される当のジャスダックだが、吸収合併において否定的なようだ。統合に向けて波乱の可能性も予想される。しかし、ジャスダックを取り巻く現状は厳しい。ライブドア事件以来、新興市場の危険性を危ぶみ売買が低迷傾向になり、黒字体質から一転赤字体質となってしまった。ジャスダック単独での存続は極めて困難な見通しということが決めてとなり、現状は合併する可能性が濃厚だ。
近年、株で億万長者になったという夢物語が有名になり、たくさんの人が株式市場に参入してきた。これまで軽視されていた、個人投資家の地位も、現在ではずいぶんと高くなってきたように思える。しかし、今回のようなジャスダックのニュースがあるということは、そろそろ株ブームも終焉の時期を迎えているのかもしれない。この株式市場の勝者は全体の約1割といわれている非常に厳しい世界なのだから・・・
