成田空港も民営化? 12月7日
成田空港も民営化? 12月7日
成田空港の上場による完全民営化の話において、今重要な議論がされている。最近ではこれまで国営だったいくつもの企業が民間に委託される形になってきている。郵便局も今や民営化されている。今回の舞台は、成田空港。
成田空港は日本の玄関口とも言われる空港であり、日本にとって重要な空港の一つである。その一つを民営化しようという話だ。民営化は決まっているのだが、それがどのような形でなされるのかというところが焦点となっている。株式市場における上場というのは、政府以外のところが経営権を持つという事。今回の上場の問題における心配の種となっているのは、外資ファンドにおける空港の買収。実例を挙げるならば、イギリスのヒースロー空港がかつて上場し、空港を完全に株式化した際、最初は非常に良い評価を受けていたのだが、スペインの企業が空港の筆頭株主に、更に月日がたち株式の9割以上を取得し空港の株は株式ルールにより上場廃止となった事例がある。民間の手にゆだねるのは、非常に良い事だが、外資に牛耳られるとなるとまたそれは別の話である。こうした事をふまえ、株式は国が保有するのが良いのではないかという考えもある。
株式会社として上場するということは、企業が独裁的にならずよりよい形で発展する事もあるが、逆に買収されて私物化される危険性もあるということを重々検討しなくてはならないという事例である。今後成田空港がどうなるかはわからないが、良い形で細かい政府の対策が決定される事を祈るばかりだ。
