保険販売に銀行本格参入 12月24日
保険販売に銀行本格参入 12月24日
これまで窓口での保険販売が規制されていた保険各種が今月22日、販売解禁となった。保険の種類は次のとおり、月払いの死亡保険、医療保険、がん保険など。今回の一連の解禁で、継続的に行ってきた銀行窓口の保険販売は、全面解禁となり保険会社で取り扱える保険は、すべて銀行で取り扱えることになる。
しかし、保険販売が本格参入といっても、各社対応は様々で総じて慎重な取り組み姿勢が強い。販売保険を需要の高い一本に絞り、知名度を上げる戦略をとるところもあれば、16商品の導入を決めた銀行もある。消費者にとっても、銀行での保険販売はまだ認知度が低く、サービスについて不安もある。今はまだ、保険は保険会社から直接という考え方が頭を離れない。
保険会社にとっては、この一連の銀行での保険販売についての影響は様々。各社の伝統的な営業販売職員は危機に立たされているといえる。また、生命保険などのサービスを自分で進んで窓口にきて契約するという人は少なく、保険金目的の犯罪の可能性が高いことも指摘、国内企業はこうしたこれまでの経験則から否定的である。しかし、外資系の保険会社は積極的な姿勢を見せている。営業職員が少ない事が最大のメリットで追い風となり、アリコや、アフラックなどは窓口用の保険販売商品をたくさん売り込んでいる。
保険業界での反応はまちまちだが、日本政府としては「ワンストップ政策」推進で、利便性を高める方針で動いている。今回の保険販売の解禁は一応の目処と言えるだろう。だが、利便性を高める一方で、説明が粗雑になったり、よく分からないまま保険加入してしまったりといった事がないように注意が必要。保健は重要な契約であるが故に、サービス内容をしっかりと説明し、納得した上で加入できるような体制が必要とされる。くれぐれも計画的に利用していきたいものである。
