アメリカ経済の減速 1月10日
アメリカ経済の減速 1月10日
年始から暴落してスタートした株式市場。アメリカの今後についてはさまざまな見方がある。中でも最近投、資家心理に脅しをかけているのがアメリカ経済の減速説である。
サブプライムローンをきっかけにアメリカ経済の減速を世界が認知しはじめ、新しい確実な投資先を求めてドルが離れはじめている、その証拠に最近はドル安の嵐だ。そして新たな投資先は日本やインド、中国などの活発な新興諸国となっている。
また、アメリカの経済を脅かす他の要因としては原油高があげられる。日本でもこの原油高には頭を悩ませられているが、これにより潤うところもある。そう販売元のサウジアラビアなどの原油産出国だ。産出国はその潤沢なオイルマネーを使い各国の有望株を買い占めており、個人や、投資ファンドだけでなく、政府系ファンドまでも乗り出して買収活動をおこなっている。それは国家戦略といえるレベルであり、話題を呼んでいる。
これだけあげてみるとアメリカの経済が鈍り始めているのが感じられる。原油産出国ではバブル状態となり、高級車や、高級住宅物件が飛ぶように売れているという。しかし、原油高は当面続くと見られているが、恒久的なものではない。専門家の見方では、いずれ下がり始めるとの事。各国の原油離れが進み、高くなった原油の買い手が居なければ下がるのは道理である。また、アメリカのサブプライム問題についてはある程度の損失は計上されてきていると思える。今後は政策も手伝って復旧が期待できるが、日本のバブル時代と重ねてみると、そう簡単でもないようにも思えてくるので事は簡単ではないのかもしれない。私はアメリカ経済の現在も根強いと考えているが、こうした減速の考えも世の中にはある、ということを是非、頭の片隅にでも入れておいて欲しい。
