ヤフーの行方 2月19日
ヤフーの行方 2月19日
MSの買収提案を拒否したヤフーだったが、話は完全に流れたわけではなく依然として可能性は存在する。そして、買収防衛を阻止しようとするグーグル。更には、「メディア王」として有名なルパート・マードック会長率いるニューズ・コーポレーションもヤフーとの提携を検討しているようだ。買収のMS、提携のニューズ・コーポレーション、独立支援のグーグル、まさに四つ巴の構図が成り立った。現状としてMSの買収案が最有力といわれている。
こうした様々な提案からヤフー内部でも意見が割れている。特に株主からはMSの提案に賛成する者が多い。いずれにしても、ニューズ・コーポレーション、グーグルの提案に保証はなく、MSの提案に比べ収益性の面で見ると劣っている。よって、買収拒否の釈明についてはいずれも感情的なものから来る印象を受ける。その証拠にニューヨーク・ポストは「ヤンCEOは感情的にMSの提案を拒否している」とロン・ポストック会長らが強く反発している。また、グーグルは独禁法からヤフーに対して使える手段が間接的で限られているため、歯がゆい事態だろう。
仮にMSとヤフーが合併したとしても、まだグーグルのシェアには及ばない。しかし、コンテンツの豊富さ、利便性でいけば確実にヤフー&MSに利があるだろう。グーグルにとっては脅威の存在となるのは間違いない。今後ヤフーは、独立、提携、合併のどの道を選んでいくのだろうか。それにより市場も大きく動きそうである。
