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チベットの暴動 3月16日
チベットの暴動 3月16日
最近、活動が激しくなっているチベット人の暴動。北京五輪を控え、中国に注目が集まるこの機会に乗じた作戦と言える。連日、チベット人と中国警官隊が衝突し、死者数十人に上ると言う。
中国のチベット民族に対する仕打ちは中々ひどいものがあるが、チベット民族の抗議活動も中々に強引である。チベット民族の最高指導者ダライ・ラマは非暴力主義であり、これらのチベット民族の暴動は、若者による統治の外の行為としている。だが、中国政府はこれをダライ・ラマの指示である可能性が高いと批判。お互いに都合の良い情報操作を行っているようにも思える。ただし、中国のチベット民族に対する規制はかなり厳しく、人権を尊重していないことは明らか。これについては各国から非難が寄せられている。
こうした治安の悪化は中国の経済に対して、非常に不安定な影響を与えている。特に、北京五輪を控えている今、中国政府としては非常に緊張が走っていることだろう。オリンピックの最中に暴動などが起きようものならば、中国の信用は地に落ち多大なる経済ダメージを被ることとなるだろう。最近の中国毒入り餃子の件もあり、中国の信頼回復において非常に重要な北京五輪は、なんとしても成功させたい一大行事なのは間違いない。
しかし、事はそう単純ではなくチベット民族の暴動を力で押さえつけ、主張を無視する行為は逆効果ともいえる。中国政府はチベット民族の独立を恐れているが、ダライ・ラマは独立については否定し、チベット民族による強い自治を強調している。元々、この紛争は中国のチベットめぐる侵略戦争と世界的には位置づけられており、この問題を上手く解決することこそ、中国の信頼を高めることになるのは間違いない。だが、現状から見るにそのような事はおおよそ不可能だろう。
今や世界経済における中国の経済力は無視できないレベルにあり、私達は人としても投資家としても、この問題には注目する必要がある。
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