ラストチャンス新銀行東京への追加出資 3月27日
ラストチャンス新銀行東京への追加出資 3月27日
石原慎太郎都知事の一大政策、新銀行東京。新銀行東京は現状の銀行の貸し渋りなどをうけて、無担保、無保証融資を売り物にした中小企業向けの救済策である。しかし、当然の事ながら多額の焦げ付きが発生し赤字営業。東京都が用意した1000億円の新銀行東京の資金は崩れた。そして更なる都からの400億の増資が決定したのだ。
当然の事ながら赤字経営になった上での追加出資なので、都民からは批判が強い。追加出資に当たっては幾つかの条件が設けられた、更なる追加出資はしないこと、経営監視のための組織を新設することなどだ。言うまでもなく、追加出資などあるはずもない。これで失敗すれば石原慎太郎の政治生命は終わりである。多くの人は知事延命の急場しのぎと見る人が多い。
経営体制としては縮小し、支店は閉鎖し本店のみで運営する模様。融資先の企業についても、優良であり将来性のある企業に絞るとの事。こうした制約がつく事によって、これまでのように気軽な融資を受けられなくなり、新銀行東京の魅力は下がる。更に言えば、破綻の危機とも言えるような銀行と取引をしたいと言う企業がどのくらい居るのかも問題だろう。中には融資元を切り替える企業も出てきているようだ。
このように、お世辞にも上手くいく可能性が高いとはいえない現状。石原都知事はどのように挑んでいくのか興味をそそられる。今は明かせないとする秘策もあるという。成功すれば救世主であり、失敗すれば歴史上の汚点となる。投資家として、数多の困難を乗り越え、是非この企画には成功してもらいたいものである。
