景気悪化の感覚 3月9日
景気悪化の感覚 3月9日
皆さんは現在の景気についてどう思いますか?株をやっている人も、やっていない人も、「悪くなっている。」と答えるのではないでしょうか。そうした答えが最近の世論調査で明らかになりました、調査によると78%の人が景気は悪くなっていると考えていることが日本世論調査会の全国面接世論調査の発表で分かりました。前年度と比べ大幅に景気の悪化を感じる人が多くなっています。
企業の業績で言えば、最近は過剰な円高、株安で企業も苦戦していますが、前年度の決算はどこも高いところが良かったところが多かったものです。トヨタなどでは世界1位の座を獲得し、日本の自動車産業が世界を震撼させる出来事もありました。しかし、企業も二極化が進み、裕福な企業、貧しい企業の差が激しく、更には切り詰めたコスト削減により成績は上がっていても実情は苦しいという問題もあります。特にグローバル対応できていない企業は経営難に陥っている傾向が強い。
次に私たちで言えば、原油高に始まり、多種多様にわたる物価上昇。かといってそれに合わせて収入も増えるかと言えばそうでもない。どちらかというと合理化政策を進める社会においてサービス残業をさせられたり、ボーナスカットさせられたりと刑期の悪い話ばかりです。こんな状況では財布の紐も固くなるというものです。消費が減れば経済も停滞してしまいます。
このような状況下にある現在では景気が悪いと感じるのは当然の事でしょう。また、実際に格差社会において貧しい人たちは、より一層厳しい状況に追い込まれています。社会主義が良いとは思いませんが、資本主義の弊害が大きく出ているのが現状と言えそうですね。今回の世論調査はそれを裏付けするデータになった気がしてなりません。
