万能細胞 3月9日
万能細胞 3月9日
現在、医療業界の間で最も期待と注目が集まるっている万能細胞。正確には「人口多能性幹細胞」、通称「iPS細胞」と呼ばれている。製作者の山中伸弥教授は、外国の白人女性の皮膚から、万能細胞を作っていた。しかし、今月8日に一早い実用化を可能にするため日本人の細胞から作製し、京大の倫理委員会に申請した事が明らかになった。承認されれば、実用化に向けての大きな一歩を踏み出すことになるだろう。
万能細胞というのはこれまで医療機関の間では夢物語でとされてきた様々な組織に成長できる細胞のこと。この細胞が実用化されれば様々な移植がこれまでより楽に、そして安全に出来るようになる。また、治療だけに話は留まらない。様々な現在解明中の病気の病態や原因を明らかにするための利用も検討されている。そうした、これまでの常識を覆すようなこの万能細胞は日本だけではなく、世界中から関心がよせられているのだ。
こうした万能細胞の開発に日本が成功をおさめた経済効果は決して少なくないだろう。実用化されれば万能細胞というのは、医療業界における強力な商品になると言うわけだ。実用化がいつになるのか分からないが、最近の暗いニュースが続く中では中々希望の持てる話である。日本が世界の医療をリードする存在になれば、万能細胞だけでなく、日本の医療全体を世界が認めることになっていく。株価への影響も中々ほほえましそうだ。今後、数々の臨床試験をパスし、万能細胞が世に実用化されて飛び出していくのが楽しみである。
