世界長者番付ビル・ゲイツ氏 首位転落 3月6日
世界長者番付ビル・ゲイツ氏 首位転落 3月6日
5日、米国経済誌フォーブスが2008年版の長者番付を発表した。その結果によるとこれまで首位を守ってきたビル・ゲイツ氏が14年ぶりに防衛できなかったという事だった。ビル・ゲイツ氏の順位は580億ドルで3位、1位に輝いたのはこれまでビル・ゲイツと長者番付で争ってきたが2位に甘んじていたウォーレン・バフェット氏。推定資産額は620億ドルとの事だ。2位はメキシコの実業家カルロス・スリム氏。ちなみに日本人でのランクインは124位で、森トラストの森章社長。
さて、ビル・ゲイツ氏の衰退と、ウォーレン・バフェット氏の躍進は株式経済に深く関わりがある。ここではビル・ゲイツ氏に焦点をあてるとして、ビル・ゲイツ氏と言えばいわずと知れたマイクロソフト社の代表取締役である。マイクロソフト社は最近、大手検索サイト、ヤフーの買収に向けて動いており世間を騒がせている。最大手グーグルがそれを阻む形で対立しているのは度々ニュースでも耳にしたことだろう。
そうした世間を騒がせているマイクロソフトも最近は、かつてのような躍進はなく停滞気味である。検索サイトの広告事業に乗り遅れ、ヤフー買収を画策した事もそうだが、独禁法に抵触し、過去最高額の制裁金の支払いを命じられるなど、良くないニュースも多い。そうした動きも株価に反映され、マイクロソフト社の株価は低下。その結果が長者番付にも如実に現れたといったところだろう。
このように、投資家の視点で背景を知りながらに見る長者番付というのもなかなか面白い。
